2025/10/25
オール電化か、ガス併用か。結局どっちがお得?

目次
結論:正解は“暮らし方しだい”
新築の計画でよく迷うのが、電気だけでいくか、ガスも使うか。答えは一つじゃありません。昼間の在宅時間、料理のスタイル、光熱費の考え方で最適解は変わります。山梨で家づくりを進めるなら、まずは自分たちの生活リズムを整理しましょう。
オール電化のメリットと注意点
電力に一本化できて管理がラク。深夜電力が安いプランを使えば、エコキュートや食洗機、乾燥まで夜間に回して節約がしやすいのも利点。停電時でもタンクの水を非常用に使えるのも安心です。ただし昼間の単価は固定でやや高め。日中よく家電を使う家庭は注意が必要です。IHは扱いやすい一方、強火の炒め物は少しコツが要ります。
ガス併用のメリットと注意点
調理の火力はやっぱりガス派という方も多いはず。お風呂の追い焚き頻度が高い家庭は、使い勝手で有利な場面があります。設備費は、ガス給湯器のほうがエコキュートより安くなるケースも。ただ、都市ガスは敷地内配管の初期費がかかります。プロパンは会社ごとに単価差が大きいので、条件比較が必須です。
都市ガスとプロパン、災害時の違い
復旧は一般に電気が早め。都市ガスは安全確認に時間がかかります。プロパンは地域の供給会社が点検・再開を進められるため、状況次第で復旧が早いことも。山梨のようにエリアで供給形態が混在する地域は、住む場所の前提も踏まえて選びましょう。
太陽光をのせると、オール電化は一気に有利
昼間在宅が多いなら、太陽光発電と相性抜群。発電で日中の高い電気を相殺できます。初期費用ゼロのリースや“0円太陽光”を活用する方法もあります。将来は蓄電池やEVを組み合わせると停電時の備えにも。
将来の乗り換えまで“仕込んでおく”
今はガス、将来はIH…のように変える可能性があるなら、あらかじめ200Vや給湯用の電源・配管を用意しておくと移行がスムーズ。間取りはそのまま、ランニングだけ最適化できます。平屋でも2階建てでも有効な考え方です。
まとめ:数字だけでなく、暮らしで選ぶ
* 夜間活用が得意・太陽光も検討 → オール電化寄り
* 料理は強火重視・追い焚き多め → ガス併用寄り
* 都市ガスかプロパンか、地域条件も必ず確認
スマトチは山梨の住宅会社として、注文住宅・規格住宅どちらでも最適な設備計画をご提案します。移住を検討中の方も、光熱費の試算からお手伝い可能です。地元の工務店ならではの相場観で、無理のないエネルギー設計をご一緒に。









