2025/06/03
【2025年改正】建築基準法が大幅変更!注文住宅づくりで気をつけたいポイント
こんにちは、スマトチの小倉です。
今回は、**2025年4月1日から改正施行された「建築基準法」**について、家づくりにどんな影響があるのかを分かりやすく解説します。
これから新築や注文住宅を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
■ 今回の改正、なぜ話題に?
- 4月1日から建築基準法が 大幅に改正されました。
- 建築確認申請の審査期間が長期化
→ これまで3~5日で降りていた確認が、2週間以上かかる場合も。
→ 現場でも「慣れるまで時間がかかる」と予想されています。
■ 「4号特例」の廃止
- これまで **木造低層住宅(500㎡以下・2階建など)**は「4号特例」により一部書類が省略可能でした。
- 今後は、必要な性能計算書類をすべて提出しなければいけません。
- 耐震性能(1以上)
- 断熱性能(等級4)
→ 性能面がしっかり確認される時代に。
■ 単体規定の確認も強化
- これまでは 設計者の自己確認で済んでいた「単体規定」(耐震・断熱など)も、
今後は 第三者審査機関への提出義務が追加。 - 品質や性能をしっかり審査してから確認申請が下りる流れになります。
■ 「新3号特例」の導入
- 新たに **「新3号特例」**が登場。
- 200㎡以下かつ平屋の建物は簡易な申請が可能。
- 比較的早く建てたい方に選択肢となります。
■ 都市計画区域外でも確認申請が必要に
- これまでは 都市計画区域外の地域では「工事届け」だけで工事可能でしたが、
今後は 確認申請が必須になるケースが増えました。 - 地域によって異なるので、早めの確認が重要です。
■ 設計の自由度への影響
- デザイン性の高い住宅(大開口・大スパンなど)は、
耐震性能の要件強化により 設計の難易度が上がる可能性も。 - 特に木造住宅では、意匠性と性能のバランスがこれまで以上に求められる時代に入っています。
■ まとめ 〜 家づくりはスケジュールに余裕を 〜
- 今年中に新築完成を希望する場合、
今すぐ動き出さないと間に合わない可能性があります。 - 建築基準法の改正で「性能担保」と「設計自由度」のバランスが非常に重要に。
- 家づくりを検討中の方は、まずはお気軽に スマトチまでご相談ください!