2025/10/07
建売を買うなら“分譲”だけじゃない。元モデルハウスという選択肢

目次
建売は大きく2タイプ。どっちがお得?
新築の建売には、①複数区画に同時に建てる“分譲タイプ”と、②展示・集客に使った“元モデルハウス”の2種類があります。分譲は一気に建てるぶん建築コストを抑えやすく価格は控えめ。一方、元モデルハウスは外構や植栽、照明計画、時には家具・家電まで整っていて、トレンドを押さえた仕様が入りやすい。初期費用だけで比べると分譲が安く見えますが、入居後の満足度や手間を考えると“完成度込み”のモデル物件は意外とお買い得です。
立地は“良いところ”に集まりがち
そもそも建売が出る場所は需要のあるエリアが中心。通勤・買い物・学校などの生活利便が取りやすい傾向です。山梨で家づくりを急ぐ方、移住で生活基盤を早く整えたい方には、立地の当たり外れが少ないのは大きな利点。
見えない部分は“仕様書”で確認
不安になりがちな壁内や天井裏は、仕様書と現場確認でチェック。使用建材や断熱仕様、サッシ性能、設備グレードなどを担当者に質問しましょう。全国展開の分譲会社は第三者検査が入るケースも多く、基本は一定品質。気になる点は写真を残し、その場で説明を求めるのがコツです。
モデル物件の“込み”メリット
元モデルハウスは外構が仕上がり、造作収納やアクセント壁、照明計画までセットになっていることが多め。入居してすぐ暮らせるので、追加工事や家具購入が最小限で済みます。結果として総額では差が縮む、もしくは逆転するケースも。山梨の工務店や住宅会社に、付帯内容とランニングコストまで含めた“総予算”で比較してもらうと判断がブレません。
建売?注文?迷ったらこう考える
短期間でコスパ良く住み始めたい→建売(分譲 OR 元モデル)。
間取りや素材を細かく決めたい→注文住宅。
その中間でコスト調整したい→規格住宅。
山梨で新築や平屋を検討中でも、まずは建売を見学すると相場感と暮らしのサイズ感がつかめます。
まとめ:価格だけでなく“完成度と総額”で比較
1. 分譲は価格が軽く、立地も良好なことが多い 2. 元モデルは外構・照明・家具など“込み”で総合的にお得 3. 仕様書と現地確認で品質を見極める スマトチは地元目線で、建売・注文・企画の各プランを横並び比較。山梨の暮らしに合う一軒を、一緒に無理なく選びましょう。









