2025/06/24
高性能なだけじゃダメ!?快適なのに“手が届く”家づくりの新常識
高性能なだけじゃダメ!?快適なのに“手が届く”家づくりの新常識
「せっかくの新築なのに、住んでから“こんなはずじゃ…”って思いたくないですよね。」
山梨を中心に注文住宅を手がけている私たちスマトチは、これまでたくさんの家づくりをお手伝いしてきました。その中で一つの気づきがありました。
「本当に必要な性能って、誰でも手が届くものであるべきじゃない?」
今回は、断熱性能をテーマに、“高性能=正解”ではない、新しい考え方をお伝えします。
目次
実は「断熱等級5」で充分なことも多い
最近は「断熱等級6」や「等級7」が注目されています。確かに高性能ですし、快適さもあります。ただその分、建築コストが大きく上がるのも事実。
山梨県のように夏は暑く冬は寒い地域では断熱性能はとても大事。でも、**等級5でもしっかり計画された家なら、体感として十分に快適に暮らせる**というのが私たちの結論です。
しかもその分、**手が届く価格帯での家づくりが可能になる**。これが本当に大事なことだと考えています。
「快適な家=お金持ちしか住めない」はもう古い
高性能な家を建てるノウハウは、私たちスマトチにも30年以上の経験があります。昔は断熱材を海外から輸入し、試行錯誤しながら性能にこだわっていました。
でも、それを続けて気づいたんです。
「**一部の人だけが買える家づくりって、地域にとって本当に幸せなんだろうか?**」
特に山梨は、地方ならではの家族の暮らしやすさや土地の広さが魅力。けれど、高性能を追求しすぎると建物価格が3000万~4000万円に届き、若い世代や子育て家庭には現実的じゃないことも多いんです。
断熱性能より「現場の質」が本当の違いをつくる
誤解しないでほしいのは、「等級5だから性能が低い」ということではないということ。
大切なのは、それをどう作るか。つまり「現場のクオリティ」です。
私たちは、ずっと高性能住宅をつくってきた職人さんと一緒に仕事をしています。だからこそ、たとえ断熱等級5でも、隙間なく丁寧に施工された“不快じゃない家”が実現できるんです。
4. 土間の“遊び心”を活かす設計アイデア
今のトレンドは「かまち(段差の仕切り)をなくす OR 薄くする」方向へ。シンプルでスタイリッシュなデザインが人気です。
また、玄関の光の取り方にも工夫を。高窓やサイドライト、間接照明などを活用すれば、昼も夜も気持ちの良い空間になります。
日中:自然光でナチュラルな明るさ
夜間:照明で落ち着いた雰囲気に演出
照明や採光は平屋の家づくりにも効果的です。限られた空間を広く見せる工夫としても使えます。
家族の未来にちょうどいい選択を
山梨での家づくりは、気候やライフスタイル、そして予算感とのバランスがとても大切です。
「平屋がいいけど、価格が心配…」
「子育てが落ち着いたら、移住して小さな家を建てたい」
「新築で快適に過ごしたいけど、ローンが通るか不安」
こんな思いを持つ方に、私たちスマトチが提案したいのは、「無理なく、でもちゃんと快適な家」。
山梨エリアで展開する私たちの企画住宅プランは、性能・価格・デザインのバランスを重視し、断熱等級5でも「夏は涼しく、冬は暖かい」と感じられる、そんな“ちょうどいい暮らし”を叶えています。
まとめ:性能に振り回されず、「本当に欲しい暮らし」を見つけよう
これからの時代、住宅は「性能を競う」ものではなく、「家族に合う快適さ」を提供するものへと変わっていくと感じています。 私たちスマトチでは、山梨での家づくりに寄り添い、誰もが手に届く快適な暮らしを提案しています。 「高性能住宅だから正解」ではなく、「気持ちよく、無理なく暮らせる」家。 それが、私たちが今届けたい住まいのかたちです。