2025/05/29
【不動産コラム】レインズ(REINS)って知っていますか? スマトチが大切にしている「正しい活用法」をご紹介
こんにちは。スマトチです!
今回は、お客様からよくご質問をいただく「レインズ(REINS)」という仕組みについて、分かりやすくご紹介します。
普段なかなか聞くことのない言葉かもしれませんが、知っておくと不動産会社選びの参考にもなる大切なポイントです。
「マイホームを探している方」「土地や建物の売却を検討されている方」ぜひチェックしてみてください。
目次
■ レインズ(REINS)とは?
「レインズ」とは、正式には
Real Estate Information Network System(不動産流通標準情報システム)の略称です。
これは、不動産会社(宅建業者)専用の物件情報ネットワークで、一般の方は閲覧できません。
全国の不動産業者が物件情報を共有することで、より多くの購入希望者に情報を届ける仕組みです。
例えば、私たちスマトチが売主様から物件をお預かりした場合、7営業日以内にレインズへ物件登録を行います。
登録された物件情報は、全国の不動産業者が閲覧可能になるため、広く市場に公開されることになります。
■ レインズを正しく活用するメリット
レインズをきちんと活用すると、売主様にも買主様にもたくさんのメリットがあります。
◎ 売主様の場合
- 物件情報が全国の不動産業者に公開される
- 購入希望者との出会いのチャンスが広がる
- スピーディーな成約につながりやすい
◎ 買主様の場合
- 希望条件に合った最新の物件情報をいち早く受け取れる
- 不動産会社が自社物件だけでなく、広く紹介できる
スマトチでも、常に買主様の希望条件をヒアリングしていますので、レインズに新しい物件が登録された際には「これは○○様にぴったり!」と素早くご提案することができます。
■ 注意!間違った使い方「囲い込み」に気をつけましょう
一方で、レインズには注意すべき使われ方もあります。
それが「囲い込み」という行為です。
これは、物件をレインズに登録しながらも、他の不動産会社からの問い合わせに対して
「すでに相談中なのでご紹介できません」
「資料はお出しできません」
と断り、自社だけで売主様と買主様の両方を担当しようとするものです。
(こうすることで「両手取引」と呼ばれる形になり、仲介手数料を2重に受け取る狙いがある場合があります。)
しかし、この囲い込みが行われると…
- 売主様は購入希望者に出会う機会を減らしてしまう
- 買主様は本来購入できたかもしれない物件にアクセスできなくなる
と、どちらにとっても大きなデメリットになります。
■ 信頼できる不動産会社を見極めるには?
もしこれから不動産会社へご相談に行かれる際は、ぜひこんな質問をしてみてください。
「レインズってどんな仕組みですか?教えていただけますか?」
誠実な会社であれば、しっかりと説明してくれるはずです。
逆に、この質問を曖昧にされたり、説明を渋る場合は少し注意が必要かもしれません。
■ スマトチは「囲い込みゼロ宣言」しています!
私たちスマトチは、この「囲い込み」は一切行っておりません。
売主様・買主様双方にとって公平で透明性の高い取引を大切にしています。
もちろん、当社でも「両手取引」になるケースはありますが、
それは偶然として双方のお客様にとってベストな結果だった場合のみです。
情報はオープンに、レインズを正しく活用し、スピーディーな情報提供を心がけています。
これが、私たちが地域の皆さまに選ばれている理由のひとつだと考えています。
■ まとめ
本日のポイントを3つにまとめます:
1️⃣ レインズとは?
→ 不動産業者専用の全国物件情報共有ネットワーク。7営業日以内に登録義務あり。
2️⃣ 正しい活用法
→ 広く情報を公開し、売主様・買主様のメリットを最大化する。
3️⃣ 注意すべき囲い込み
→ 他業者への情報提供を拒む不誠実な行為。信頼できる業者選びが重要。
不動産の購入・売却は、大切なライフイベントのひとつです。
だからこそ、正しい知識と誠実なパートナー選びがとても大切。
スマトチでは、透明性のある不動産取引を通じて、お客様一人ひとりの安心と満足をサポートしています。
何か気になることがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください!
スタッフ一同、心よりお待ちしております😊